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エミレーツ航空、B777-200LRのリース契約を延長 2030年代も同型機を運航へ

 エミレーツ航空は、B777-200LRのリース期間を延長したことがわかりました。

 Air Finance Journalによれば、2025年までのリース契約を2031年まで延長することが決まったとしており、これにより同社が保有する計10機のB777-200LRは2030年代まで運航が継続される見込みとなりました。

 コロナ禍においては、同型機の現行のリース期間の契約満了に伴い退役する可能性も指摘されていましたが、航空需要の急回復により多くの機材が復活したほか、世界的に機材不足とういう状況となり、B777-200LRは今後も運航が継続されることになります。

 また徐々にエミレーツ航空の機材計画が明らかになってきており、現在の主力機であるA380型機は、2040年代まで運航を続ける見込みとなっており、新型機の開発遅れも影響し、現行機が活躍する期間が延びることが予想されます。Photo : Emirates

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