ロシアのS7航空は、A320/A321neoの整備が困難であることから、今冬の運航便数を減少させる計画であることがわかりました。
既に西側諸国からの制裁により整備が難しい状態が続いていますが、これまでイランなどと協力して整備を行い、エアバス機などの運航を継続していますが、ここ最近で問題が発覚したP&W製エンジンの問題には対処できないことから、運航便数を削減する予定とみられています。なお同社は同シリーズ機を39機保有しています。
削減規模は、前年比10~15%とみられており、一部報道では、今後も整備できる見込みがないことから、退役もしくは、何らかの方法で売却することも検討しているとしています。
なお同社は、今回の運航便数の減少は、季節的な需要減少を背景としたメンテナンスによるものと説明しています。Photo : Airbus
P&W製エンジンの点検により2024年から2026年まで年間平均350機が運航停止になる見込み A320neo運航エアラインに大きな影響か