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キャセイパシフィック航空、A350Fを6機確定発注+20機のオプション契約をエアバスと締結 ボーイングは痛手

 キャセイパシフィック航空は、A350Fを6機確定発注したことを発表しました。

 既報の通り同社は、B747-400Fの更新機としてA350Fの導入を検討していましたが、本日正式導入が発表され、さらに20機のオプション契約をエアバスと締結したことを発表しました。

 これまでキャセイパシフィック航空の貨物機は、ボーイング機で構成されていましたが、更新機材にエアバス機が選定されたことは、ボーイングにとっては大きな痛手となります。

 今回の発表に伴いキャセイパシフィック航空のRonald Lam CEOは「2024年に向けて、当社の再建の旅は勢いを増しています。 この注文は、香港空港の3本の滑走路運用によってもたらされる機会を見据えた、香港ハブに対するキャセイの自信を反映しています。これらの燃料効率の優れた次世代貨物機は、当社のグローバルネットワークを拡大し、当社の持続可能性目標に貢献することになるでしょう。」とコメントしています。

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