ボーイングは、B737MAXにおいてボルトの緩みが発生している可能性があることから、各社に点検指示したことがわかりました。
問題となっているのは、方向舵制御システムのボルトの緩みとなり、ナットが適切に締め付けられていないことから、ボルトに緩みが生じている可能性がるとし、点検を指示しています。
この点検作業には約2時間程要するものとみられ、今後世界中で運用中の約1350機が対象となり点検が実施される予定です。
今回問題は、運用中の機体の整備時に発見されたことから現在に至りますが、未納入機でもこの問題が見つかったことがわかっており、今後問題が発生している機体は想像よりも多くなる可能性があります。Photo : Boeing