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スターラックス航空、初の貨物専用機としてA350Fを5機確定発注する契約をエアバスと締結 A330-900neoも追加導入

 スターラックス航空は、初の貨物専用機としてA350Fを5機確定発注する契約をエアバスと締結したことをシンガポール航空ショーで発表しました。

 今回の契約においては、3機のA330-900neoと5機のA350Fを導入する内容となっており、前者は2025年から2026年にかけて受領する予定とし、A350Fはその期間よりも少し遅れて引き渡しが行われる予定となります。

 今回の契約発表に際しスターラックス航空のChang Kuo-wei会長は、「台湾は重要な貨物ハブであり、貨物市場に参加する機会を逃すわけにはいかなかったので貨物専用機を導入する決断をしました。」とコメントしています。また今後も同社は、エアバス機のみで構成していくことを明言しています。

 なおこの契約においては更にA350Fを5機導入するオプション契約をも含まれており、最大でA350Fは10機導入する可能性があります。Photo : Starlux Airlines

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