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JAL、2024年3月期の決算は955億円の純利益 今期は1,000億円の純利益を見込む

 JALは、2024年3月期の決算を発表し、売上高が前期比20.1%増の1兆6,518億円、純利益は177.5%増の955億円となったことを発表しました。


Photo : JAL

 コロナ後回復した需要を確実に取り込み、売上収益が1兆6,518億円(前年比1.2倍)、EBITは1,452億円(同2.2倍)と大幅に増収増益を達成し、EBITは52億円の更なる上方修正となりました。これをを受けて、期末配当は1株当たり45円に更なる増配を実施し、年間配当を1株当たり75円(配当性向34.3%)とします。

 2025年3月期の通期連結業績予想については、中期経営計画ローリングプランで示した事業環境等を踏まえ、国際線旅客の需給バランスはタイトな状況が続くと想定して、連結売上収益1兆9,300億円、EBIT1,700億円、当期利益は1,000億円、と予想しているとしています。

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