ボーイングが開発を進める最新鋭機のB777Xの試験機にて、損傷した部品が発見されたことがわかりました。
損傷が確認された部品は、エンジンマウントとなり、試験機の定期整備中に部品の損傷が確認され、現在構造部品に異常が発生していないか4機の試験機の検査を行っています。
これにより試験飛行は一時停止されることになり、新たな問題発覚により、開発遅延が続く同型機においては、さらなる開発遅延の可能性も出てきています。
同型機の納入をめぐっては、各社見解がわかれており、キャセイパシフィック航空はボーイングの発表通りの2025年内の受領を予定としていますが、エミレーツ航空やルフトハンザドイツ航空などは2026年にずれ込むことを予想しています。Photo : Boeing
キャセイパシフィック航空グループ、2025年第1四半期中に輸送能力をコロナ以前の水準に回復させる計画 B777Xの受領は2025年を想定