エミレーツ航空は、Parsys Telemedicineと提携し、搭乗客が機内で高品質で迅速な医療を受けられる次世代機器の導入を決定しました。
同社は、Parsysと共同で新しい機器セットを設計するために240 万ドル以上を投資しており、今後数年間で300機の航空機に導入する予定です。画期的な「遠隔医療ステーション」には、高解像度のビデオ会議、遠隔乗客評価、安全なデータ転送、最新の心電図技術を搭載などの高度な機能があります。
Photo : Emirates
これにより同社の客室乗務員は地上医療サポートチームとリアルタイムで通信できるため、飛行中に専門家の医療アドバイスにすぐにアクセスでき、客室乗務員は地上の医師と連絡を取り、乗客の医療状況をリアルタイムで評価できます。場合によっては、必要に応じて医師が遠隔で負傷や医療上の懸念を視覚的に評価できます。
エミレーツ航空客室乗務員は、失神や窒息から呼吸困難、アレルギー反応、突然の病気まで、機内での緊急事態に対処するための広範な医療トレーニングを受けており、これまでにも導入済みの同機器で医療トラブルにおいて成功を収めた実績があります。
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