リヤド航空は、中国エアラインが受領を拒否した航空機の購入意向をボーイングに伝えたことがわかりました。
これは同社のTony Douglas CEOがアラビアントラベルマーケットカンファレンスでの講演で明らかにしたもので、ボーイングに対し中国が受領拒否した利用可能なすべての航空機を引き受ける用意があると伝えたことを明らかにしました。
今回のリヤド航空の購入意向により、中国向けで行き場を失った航空機の購入意向を示しているのは、マレーシア航空、エアインディアに続き3社目となり、このほかにも導入に向けて動きだしたエアラインが多数あるとみられ、世界的な航空機不足を背景に争奪戦の形相を呈しています。
なお現時点でリヤド航空は737MAXの導入は予定していないことから、同社が取得を目指すのは吉祥航空が受領を拒否した787-9型機であると考えるが妥当です。Photo : Riyadh Air