中国の航空機メーカーのCOMACは、2030年までにC919の派生型となる2機種を開発する計画であることがわかりました。
これはパリ航空ショーにて同社幹部が明らかにしたもので、短胴型を2027年からテスト飛行を開始し2028年に納入、長胴型を2030年までに就航させるとしました。
短胴型は、C919を6フレーム削減し最大160席仕様としたもの、長胴型は11クレーム増設した最大240席仕様の機体になるとしており、バリエーションを増やし需要に応える計画です。
またワイドボディのC929に関しては、2035年の就航を目指し標準仕様で282席で9列シートとなる見込みで、大型ワイドボディ機となるC939の開発も検討しており、事業拡大を狙っている状況です。Photo : COMAC