NFLのアリゾナ・カージナルスは、チーム専用機としてB777-200ERを取得したことを発表しました。
この機体(N867DA)は、デルタ航空が保有機種の削減の一環として退役を決め完全退役させたB777の一部機材となり、2020年10月までデルタ航空で活躍し、その後は砂漠地帯となるビクタービルで2021年9月まで保管されていました。
Photo : Arizona Cardinals
国土が広いアメリカにおいて、スポーツチームがチーム専用機を保有することは珍しくないことで、カージナルスも今回の専用機の取得はチームに大きな利益をもたらすとし、以下のコメントを発表しています。
『試合のための移動は毎回大仕事です。この航空機は利便性を高めるだけでなく、ロードゲームへの移動の際、選手たちに最大限の快適さを提供することができます。NFLのどのチームも可能な限りのアドバンテージを追求していますが、この航空機は確実にその一つに成り得ると考えています。』
コロナの影響もあり、大型機をはじめとした多くの航空機が活躍の場を失っていますが、機齢約20年のN867DAは幸運にも活躍の場を見つけ、今後長らくアリゾナ・カージナルスを支えることになります。