ベトナム航空は、アメリカ連邦航空局(FAA)より正式に定期便の運航認可を取得した事を発表し、2021年11月28日にホーチミン~サンフランシスコ線に就航する事を発表しました。
運航は週2便を予定し、機材はB787-9型機とA350-900型機の両機種を投入し、アメリカ行きが13時間50分、ベトナム行きが16時間40分のフライトを予定しています。なお長距離飛行となることから、重量制限を設けるとし、約100席を空席とします。
Photo : Vietnam Airlines
またアフターコロナにおいてはデイリー化する予定であるとし、両国を結ぶ初の定期路線として需要を獲得していく意欲を示しています。これまでにバンブーエアウェイズ、ベトジェットエアがアメリカまでの直行便の就航計画を発表し、前者においてはチャーター運航の実績も積み増したが、初の定期路線はベトナム航空が勝ち取った形となります。
またこのような直行便の開設により、東南アジア~北米間の乗り継ぎ需要の獲得を目指している日本を含めた東アジアのエアラインには、今後影響が出ることも予想されます。