オーストラリア政府は、2021年12月1日より日本からの旅行客の受け入れを再開することを発表しました。
同国のモリソン首相は「オーストラリアでは16歳以上のワクチン接種率が85%を超えたことから、経済回復のための重要な一歩を踏み出さなければならない。今月21日からシンガポールからの入国を許可したことに続き、12月1日からはワクチン接種を完了した日本人と韓国人の入国を受け入れる」と述べています。
入国に際しては、ワクチンを接種していること、出発の3日以内のPCR検査の陰性証明書が必要となりますが、隔離期間などは無く、特定国に関しては観光客を含め全面的に受け入れを再開します。
今回の決定により、航空需要の回復も期待されており今後日豪路線に動きがあることが予想されます。かつてゼロコロナ政策をしていた同政府ですが、コロナとの共存に舵をきったことでスピーディーに日常生活に戻るための動きを強めています。Photo : Sydney Airport