FSC 機材 航空ニュース

エミレーツ航空、新塗装のB777-300ERを路線投入

 エミレーツ航空は、新塗装のB777-300ERの初号機を路線投入しました。

 再塗装が完了し投入されたのは、A6-ENVとなり、5月4日のドバイ~アムステルダム線から運航を開始しています。

 エミレーツ航空は、24年振りに機体デザインを刷新しており、既にA380においては1機が塗装を完了させ運航を行っており、今回のA6-ENVは、新塗装の2機目となります。


Photo : Emirates

 なお新デザインは、尾翼のUAEの国旗が3D効果のあるアートワークで、よりダイナミックに流れるように描かれ、翼端は赤く塗装されており、機体全体に施されたゴールドの「Emirates」の英語とアラビア語の文字も、より太く32.5%大きくなっています。また機体腹部には、2005年に導入したエミレーツ航空の象徴である赤のブランディングを継承し、ウェブサイトのURLである「Emirates.com」は、デザインから削除されています。

 同社は、2023年末までにB777型機17機を含む24機がこの新しいカラーリングを採用する予定とし、2024年8月に導入されるエアバスA350型機以降、エミレーツの新機材はすべてこの新しいカラーリングで納入される予定としています。

エミレーツ航空、不仲とされていたルフトハンザとのコードシェアに意欲 アジア戦略でルフトハンザも応じる可能性も

エミレーツ航空とエティハド航空がインターライン契約を行う覚書を締結

エミレーツ航空、2023年に全機のA380型機を稼働させる方針