先日エアカナダがB787-10の導入を発表し、同社はB787の全シリーズを保有することになるエアラインに仲間入りする予定ですが、現在までのB787の全シリーズ保有または、将来的に保有するエアラインを振り返ります。
まず全世界で最初にB787型機を導入したANAは、既に全シリーズを保有しており、このほか、ユナイテッド航空とブリテッシュエアウェイズが同様の状態です。
またB787-10型機の導入を決めたエアカナダは、2025年にもB787-10を導入し全シリーズ保有エアラインの仲間入りを果たす予定となり、長距離路線の主力機として運用します。
そして最後の1社が大韓航空となり、発注済みのB787-10の受領により全シリーズを保有することになりますが、新型コロナウイルスの影響を受け受領時期が延期となっています。なお、1機のみ保有するB787-8においては、ボーイングビジネスジェット(BBJ)での運用となっており、一般旅客が搭乗することができませんが、会社としては所有していることから、B787の全シリーズを保有エアラインになる見込みです。
このように全シリーズを保有する(見込みを含む)のは、僅か5社となっております。Photo : Boeing
ブリティッシュエアウェイズがB787-10型機の同社向け初号機を受領 B787全シリーズ保有は、ユナイテッド航空・ANAに続き3社目