アエロフロートロシア航空とロスアトムがボーイングとエアバスのコピー部品を製造・使用することで合意したことがわかりました。
現在ロシアの航空会社は、ウクライナ侵攻に対する制裁により、エアバスとボーイングの部品供給を受けられない状態となっていますが、新たに国営原子力企業のロスアトムと協力して、複製品を作ることで合意したと地元紙などが報じています。
複製品の製造は、2024年から開始する予定となっており、これまで共食い整備やイランで部品を調達したりと試行錯誤を続け機体の運用を続けてきましたが、ついにコピー品でこの問題をクリアする予定となり、制裁の長期化を視野に入れての判断と推測されています。Photo : Airbus
ロシアのS7航空、 A320/A321neoの整備が困難で運航便数を減少へ P&W製エンジンの問題でイランでも整備できず