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カタール航空、数ヶ月以内にB747-8Fを退役させる見込み

 カタール航空は、数ヶ月以内にB747-8Fを退役させる見込みであることがわかりました。

 同社はこれまで2機(7-BGAとA7-BGB)のB747-8Fを運用していましたが、A7-BGAはビクタービルにフェリー済みでアメリカで再登録されたことが確認されており、現在はA7-BGBのみが運用中となっています。

 今後同社は、残る1機も退役させる予定とみられ、既にUPSへ売却することが決まっている模様です。

 現在貨物市場は、パンデミックの影響が無くなったことで冷え込んだ状態となっており、今回の退役の決定はこのようなことが影響していると考えられています。

 また先日同社の貨物部門のLiesbeth Oudkerk VPは、貨物事業においてはB777Fの運航に注力すると述べており、今後は導入予定のB777-8Fを含むB777シリーズで貨物部門は機材を構成していくとみられます。Photo : Qatar Airways

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