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カンタス航空、中東情勢の影響でパース~ロンドン線の直行便としての運航を停止

 カンタス航空は、中東情勢の影響でパース~ロンドン線の直行便の運航を停止すると発表しました。

 運航に影響が出るのは、パース発のQF9便となり、迂回ルートで直行便として運航することが難しいことから、シンガポールを経由してロンドンに向かいます。なおロンドン発パース行きのQF10便はこれまで通り直行便として運航します。

 現在中東においては、数日内にイランがイスラエルへ報復攻撃する可能性が高まっているとされており、ルフトハンザグループをはじめ多くのエアラインが危険エリアとされるイラン上空を回避するルートを採用する動きが強まっています。

 仮に攻撃が実施された場合、航空業界においては、原油価格なども含め多くの影響が出ることが予想されており、今後の動向が注目されています。Photo : Qantas

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