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ルフトハンザドイツ航空、1列を独占する『Sleeper’s Row/スリーパーズロウ』を正式導入 日本路線も対象に

 ルフトハンザドイツ航空は、エコノミークラスにおいて1列を独占し、横になって睡眠をとることができるオプション『Sleeper’s Row/スリーパーズロウ』を2021年8月2日より正式導入することを決定しました。

 同社は、昨年末にフランクフルト~サンパウロ間のフライトでこのオプションを数週間にわたって試験導入しましたが、需要があり高評価であったことから正式導入を決め、極東、アメリカ西海岸、中南米、アフリカ南部への路線など、11時間以上のフライトとなる路線でこのオプションを提供します。

 価格は159~229ユーロで、事前に予約することはできず、チェックイン時またはゲートでのみ購入できます。なおSleeper’s Rowは、ビジネスクラスの寝具、枕、マットレスパッドがセットになっています。また安全確保のために、同座席の搭乗者には特別なシートベルトが用意され、非常口座席同様に特別な安全説明を聞く必要があります。

 空席を活用したこのオプションは導入のハードルが低いだけに、今後同様のサービスを提供するエアラインが出現する可能性も考えられます。Photo : Lufthansa

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