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中国航空当局、間もなくB737MAXの運航再開を認可へ 耐空性改善指令を発出

 中国航空当局(CAAC)は、間もなくB737MAXの運航再開を認可する見通しであることがわかりました。

 CAACは、2021年12月2日に、2年半以上ぶりにB737MAXが中国での運航を再開するための耐空性改善指令を発出し、航空会社に対して、再開に向けた修正事項を伝達しています。また同局は、十分な検証を行った後、問題を対処するためのマニュアルが要件を満たしているとコメントしています。

 今回の発表に際しボーイングは「CAACの決定は、B737MAXを中国で安全に運航するための重要なマイルストーンです。我々は引き続き、規制当局および顧客と協力して、世界各地での運航再開を目指します」と述べています。

 今後中国で承認を得られた場合、主要市場の航空当局の承認は全て得ることになり、ボーイングの主力機の一つである同型機の生産に弾みがつくことになります。Photo : Boeing

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