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ルフトハンザ、B777XFを7機導入する契約をボーイングと締結 その他B777F&B787-9型機も追加導入

 ルフトハンザグループは、最新鋭の長距離線用機材としてB777XFを新規発注、B777FとB787-9型機を追加導入するすることを発表しました。

 現在開発中のB777XF(B777-8F)に関しては2027年から2030年にかけて計7機を導入する予定となり、カタール航空エチオピア航空に次ぐ新規導入エアラインとなります。

 また旺盛な貨物需要に対応するために現在保有中で2024年にリース契約がきれる2機のB777Fのリース期間を2031年まで延長するほか、新たに3機のB777Fを導入します。このうち1機はエミレーツ航空が使用していた機材で、2022年7月にルフトハンザカーゴに移管される予定となります。

 またB787-9型機に関しては、新たに7機の導入を決めており、この発注は開発が遅れているB777Xによる不足する提供座席数を満たすために導入されるものとなります。なおこの機材は本来他社向けに製造される予定の機材となり、キャンセル分をルフトハンザが2025年から2026年にかけて導入します。そして既に発注済みのB787-9型機の納期の修正も行われ、一部機材の受領を2023年および2024年に前倒しする計画となります。

 今回の発注の注目点は、ルフトハンザはボーイングに大型貨物機の大型発注を行ったことから、競合するA350Fの導入を見送ったこととなり、ボーイングがエアバスに勝ったということになります。

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