エティハド航空は、新型コロナウイルスの影響を受け長期保管しているA380型機を2023年夏に復帰させることを正式決定しましたが、再開に向けて復帰初号機が現地時間1月30日に長期保管から離脱したことが確認されました。
今回長期保管から離脱したことが確認されたのは、2021年4月から長期保管されているA6-APGとなり、保管先のテルエル空港からフランスのタルブ空港に向かったことが確認されています。
Despegue de un A380 desde el aeropuerto de Teruel @aeropuerteruel @TeruelAirport pic.twitter.com/wnR9AZmTw6
— Aeropuerto de Teruel, vuela la innovación (@aeropuerteruel) January 30, 2023
同社は、新型コロナウイルスの影響を受け保有していた10機のうち4機を退役させ、現在は6機を保有している状態となりますが、まずは2023年夏に4機を復帰させ、まずはアブダビ~パリ間をA380型機でシャトル便化する計画としています。
エティハド航空のように、ほぼA380の退役を決定したにも関わらず、運用再開に転じるケースは増えており、カタール航空のように他事情が絡む件もありますが、これまでにカタール航空、ルフトハンザドイツ航空が再開を決め、タイ国際航空も再開の可能性が残っている状態となります。Photo:Etihad Airways
タイ国際航空、日本とヨーロッパ路線を拡大するために4機のA350型機を含む計9機を追加稼働へ A380の再稼働は非現実的